2015年11月1日日曜日

First Edition その2

前回の続き…

「もう本当に静かにしてよね?怒られちゃったじゃん」
「わかったわかった。悪かったよ」
「それにしてもよ、コレだけの本を全部便所の落とし紙にしたらどれくらいもつんだろうな?」
「ちょっと何てこと言うの!」
「こんな分厚い本読んだら頭おかしくなっちゃうな~」
アルゴニアン(もうお前らおかしいと思う・・・)
「まったく、コイツら連れてきたの間違いだったかな・・・って何見てんのよ?」
「そのメガネってさぁ、老眼鏡?」
「アハッ」
フィンティアス「そんな物騒なモノ店の中で振り回さないでくれ!」
                    :
                    :
「どした?つまらなそうな顔してよ」
「だから本キライって言ったじゃん。もう帰っていいかなぁ?」
「じゃあ私が面白い本を探してやるよ」
「コレなんかいいんじゃね?それでな、ここを音読してみ?」
「声に出して読めばいいの?」
「そうそう。大声でな」
「さっきから静かと思ったら熱心に何読んでるの?」
「よしやれ!」
『掃除だと?それでは俺の槍を掃除してもらおうか?ほら、俺の槍を磨け』
「ダハハハハハハ!!」
「何読ませてんだーっ!!」
『とても大きすぎます!一晩中かかってしまうかもしれません!』
・・・ねぇ全然面白くないよコレ?」
「ハハハ、私は面白い。ほら続き読めよ」
アルゴニアン「テメーらさっきからうるせーよ!!」
フィンティアス「あんたら頼むからもう出て行ってくれ・・・」

続く…

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