2015年10月31日土曜日

First Edition

「ねぇ。ヒマだし本屋に行かない?」
「行かねぇよ。行きたきゃ一人で行けば?」
「わたし本キライ」
「わたしお前キライ」
「また憎まれ口ばかりきいて・・・」
「あのねぇ、たまには本の一冊でも読んで知識を深めなさい。脳のシワが減っちゃうよ?」
「アンタは日々増えていく顔のシワを気にしろよ」
「フブッ!」
「もー怒った!ほら!行くよ!!」
「マジかよメンドくせぇなぁ」
「あっ、待って」
「じゃね~。私は適当に時間潰してっから」
                    :
                    :
「ココだよ。・・・先に言っておくけど店内じゃ静かにね。いつもの調子で騒がないでよ?」
「いちいちうるせぇな。それくらいわかってんよ」
「こんにちわ~」
フィンティアス「いらっしゃい。今日はお連れさんも一緒かい?ゆっくりしていってくれ」
「本はどうでもいいけどさー、本屋の匂いって何かイイよね!インクの匂いなのかな?」
「あーわかるわー。つーかさ、何故かク○したくならね?」
「だから静かにしろって言ったでしょ!全然わかってねーじゃん!!」
客((うるせーなー・・・))

続く…

2015年10月28日水曜日

Glarthir その5

前回の続き…

グラルシル「じゃあまずはベルナドット・ペネレスからだ。彼女が僕を監視しているか確かめて来い」
「イヤだね」
 グラルシル「え?」
「え?じゃねぇよ」
「いいか?何でウチらがお前の妄想に付き合わなきゃなんねぇんだ。
 つーか今までの流れで依頼を受けると思ってんのか?寝ぼけてんじゃねぇよ。冗談は顔だけにしろ」
「ね~私達も宿に戻ろうよ。何かお腹空いてきちゃった」
グラルシル「ぁぁあああああああ!!!」
「うぉっ!?触んな!」
「え?何??」
グラルシル「いい加減にしろぉ!おまえらぁ!マジでぇ!!」
ディオン「おらー!何やってんだー!!」
ディオン「よっしゃあ!!」
グラルシル「んっぐ!はっ、離せ!!」
ディオン「今までの奇行は大目に見てやっていたがな、今回ばかりは!
      いたいけなお嬢さんに乱暴するとはどういうつもりだ!!」
グラルシル「乱暴を受けていたのは僕の方だ!」
ディオン「お嬢さん方怪我はありませんか?」
「急にコイツが暴れだしてよ。後は頼むわぁハゲのオッサン」
ディオン「!?」
グラルシル「な!?全然いたいけじゃないぞ!特に左の方!ちょっとコイツらも取調べろよ!」
グラルシル「タチ悪いぞおまえらー!!」
ディオン「おっ、大人しくしろ!!」
「ビックリしたね~」
「あれな、スクゥーマか何かやりすぎて発作起こしたんだ。前にも似たようなの見たことあるぜ?」

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唐突に始めたSSで小話、今回はこれで終わりです。
前からちょっとやってみたかったんですが、慣れない事はやるもんじゃないですね・・・。
セリフ書いてる最中から自分の黒歴史になりつつありました。恐らく後から見て悶絶することでしょう。
でもまぁたまにはこういうのもいいかなと。

・・・多分またやります。

2015年10月27日火曜日

Glarthir その4

前回の続き…

「で、いい事って何?」
「まぁ見てなさい。ディオンさ~ん!ディオンたいちょ~!!」
「聞こえてないみたいだけど」
「おいハゲぇ!!!」
「ちょ・・・!!」
 ディオン「君ィ、今私の事をハゲと・・・」
「おはようございますディオン隊長。気持ちのいい朝ですね!こんな早くからご苦労様です」
(しゃあしゃあとよく言うわ・・・)
ディオン「あ、ああ、うん。おはよう・・・。で、私に何か用かね?」
「実は例のグラルシルという男の事でご相談が」
ディオン「! ・・・あの変わり者がどうかしましたか?」
「はい。たった今の事なんですが」

「そのグラルシルと、やさぐれた目つきの悪い女エルフとこげ茶色の貧相な女エルフの3人で・・・」
(特徴は間違ってないけどその言い方はどうかな・・・)
「この聖堂の裏でちちくりあってました」
「はぁ!?」
ディオン「ちちく・・・ぇええっ!!??」
「はい、私もとても驚いてしまって・・・」
(驚いてるのはこっちだよ!え?何言ってんのこの女??)
ディオン「罰当たりな!あの野郎何考えてやがる!!」
「あーあーあー行っちゃったよ」
「あのさ、これのどこがいい事なわけ?」
「フフッ。それじゃ私達は宿に戻ってひと眠りしましょうか」
「・・・グラルシルもそうだけどアンタも大概だわ」

続く…

2015年10月25日日曜日

Glarthir その3

前回の続き...

「朝になっちゃったね~」
「こんなしょうもない事で徹夜かよ」
グラルシル「しょうもないとは聞き捨てならないね…」
「アンタが話の腰を折るからだよ」
「知らねぇよ。コイツが煽ってくるからいけねぇんだよ」
グラルシル「君はもう少し自分の感情をコントロールしたほうがいいと思うんだ…」
「お前に言われたくねぇ!」
「というわけで、後はアンタが何とかしなさい」
「オイッ!」
「悪い、私も帰るわ」
「何だあいつらッ!」
「どうする?二人とも帰っちゃったよ?」
グラルシル「それじゃあ話の続きをしてもいいかい?」
「二人同時に話かけんな!」
「やっぱアレ?年齢的に徹夜はキツくなってきた?」
「…怒るよ」
「ん…あの衛兵は…」
「確か警備隊長のディオンって言ったかな。随分グラルシルの事を警戒してたみたいだけど」
「ふ~ん」
「…いい事思いついた」
「どうせまたくだらない事なんだろ?」

続く…

2015年10月23日金曜日

Glarthir その2

前回の続き...

グラルシル「やはりアイツは僕を…きっとそうに違いない…」
「オイ」
 グラルシル「あ、あああああ!?君達は昼間の!!何しに来たんだ!!」
「落・ち・着・け!お前が私等を呼び付けたんだろがッ!」
「落ち着けっていうか落ちてるよ…」
                   :
                   :

グラルシル「───というわけで僕は監視、尾行されている。そこで僕に協力して欲しい」
 「考えすぎだろ。つーか、そのマラカーティ選民なんちゃらって何だよ。聞いた事ねぇよ」
 グラルシル「それは君が勉強不足だからでしょ?一から説明しないとダメかい?勘弁してくれよ…」
「ッオラァ!!」
グラルシル「ホ、ホラッすぐそうやって暴力に訴える!…やっ、やめっ!!」

2015年10月22日木曜日

Eagles Rest その2

結構前になりますがEagles Rest内の寝室で撮影したSSがあったので。
コンソールで家具を移動しちゃっていますけどお気に入りの場所です。
室内でSSを撮る時はEagles Rest内を使ったのが多いですね。

2015年10月21日水曜日

Glarthir

グラルシル「シッ!オーバァヒャー!そこの君達!」
「ね~なんか言ってるよ こいつ」

 グラルシル「ですから…今日の深夜…教会裏で…
 「は~あ?」
 グラルシル「今日はあまり手持ちが……」
「何で財布出してんだよ!まだ何も言ってねーよ!」


はいすいません茶番で~す。
随分前に似たようなSSを撮ったのを思い出したので焼き直してみました。

続く…