前回の続き…
「で、いい事って何?」
「まぁ見てなさい。ディオンさ~ん!ディオンたいちょ~!!」
「聞こえてないみたいだけど」「おいハゲぇ!!!」
「ちょ・・・!!」
ディオン「君ィ、今私の事をハゲと・・・」
「おはようございますディオン隊長。気持ちのいい朝ですね!こんな早くからご苦労様です」
(しゃあしゃあとよく言うわ・・・)
ディオン「あ、ああ、うん。おはよう・・・。で、私に何か用かね?」
「実は例のグラルシルという男の事でご相談が」
ディオン「! ・・・あの変わり者がどうかしましたか?」「はい。たった今の事なんですが」
「そのグラルシルと、やさぐれた目つきの悪い女エルフとこげ茶色の貧相な女エルフの3人で・・・」
(特徴は間違ってないけどその言い方はどうかな・・・)
「はぁ!?」
ディオン「ちちく・・・ぇええっ!!??」
「はい、私もとても驚いてしまって・・・」
(驚いてるのはこっちだよ!え?何言ってんのこの女??)
ディオン「罰当たりな!あの野郎何考えてやがる!!」
「あーあーあー行っちゃったよ」
「あのさ、これのどこがいい事なわけ?」
「フフッ。それじゃ私達は宿に戻ってひと眠りしましょうか」「・・・グラルシルもそうだけどアンタも大概だわ」
続く…
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